上山市 K邸 現場打ち合わせ
2008年 12月 05日
吹き抜けていきます。この風は山からの吹きおろしかもしれない。
一昨日はK邸の打ち合わせがありました。施主施工の室内の塗装も
ほぼ終わりました。吹き抜けもあるので、かなりの面積を一人で
ボード貼りから下地処理、下塗り、上塗りという工程をされたのです
からたいしたものです。
一見するとプロなみの出来で、棟梁とともに感心してしまいました。
ただ光のかげんで波が見えたり塗り加減の違いが見えたりする
のですが、ご家族が納得すればそれでOKです。なにせ自分たち
の家ですから。気になればまた塗ればいいだけです。
これは夕焼けの光に染まる外観です。テラスに3本の柱があり大屋根をささえています。右に見えるのは蔵王の山々です。山頂は雪におおわれ冬の到来を知らせます。
年内完成をめざして、床の板張りは大工さんにお願いすることに
なりました。ここまでがんばったのですから、これはしょうがないと
いうもの。
家は買うもの、選ぶもの、というのが一般的になっていますが、
自分たちの要望を形にするために建築家に依頼し、工事のなか
で自分でできることは自分で、という考えは、家づくりの本質に
迫るものだと思います。自分たちらしい家は自分たちで手に入
れるしかないのです。
それにしても設計まで自分たちで、と考えなくてよかった!
もっとも私の提案したプランを気に入らなければ、そうしたかも?