山形市 O邸 現場打ち合わせ
2008年 10月 06日
ですが、これから一雨ごとに寒くなると思うと、ちょっとせつない。
先週の土曜日はO邸の現場打ち合わせがありました。大工さん
工事もそろそろ終わりになるところです。最後に取り掛かったのが
この階段です。
ですが、現実に造る際にも大工さんはかなり悩んだようです。
普通はササラという両側の板で構成するのですが、O邸では
シンプルに見せるため、力骨という梁に踏み板をのせています。
現場で大工さんたちと図面で検討し、実物大のモデルを造り
載ってみてしなりはしないかと確認して、製作にかかりました。
かなりの出来栄えに私や大工さんたちも、ほっと胸をなでおろ
しているところです。実用と美のかねあいに苦労した訳です。
追伸
本日(7日)Oさんより嬉しい感想が届きましたのでご紹介します。
日曜日に、階段を拝見させていただきました。シンプルですが
吹き抜けの空間に溶け込んでおり階段を上るときには、吹き
抜けを舞い上がるような印象があります。また、陽に当たり
できる影が時間の経過にあわせ変化していく様子もいいですね。
横山先生と現場のみなさんのお力で出来上がった『光と風の
舞う階段』、素敵カッコイイです。ありがとうございました。