建築家の日々のエッセー


by cosyoken
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仕事始め

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

今日が仕事始めです。本当は昨日のはずでしたが、東京にいた4日頃
から風邪をひいてしまい、5日に帰ってから寝込んでしまいました。
展示会めぐりで歩き回ったせいなのか、屋台で飲んだせいなのか。

新年のめでたさも、世界を覆う暗いニュースにかき消された様相です。
ことにこの日本は社会保障制度もセーフティネットもないままに、市場
主義をおし進めた結果、このような事態を招いた政治家や企業の責任
は犯罪にひとしいものです。

派遣法の見直しが議論されていますが、ここに至っても企業のトップ
は「見直しするなら工場を海外に移す」と脅しています。自社の利益
のみを追求し、社会全体のことを考えない姿勢に怒りをおぼえます。

これからますます厳しくなるという予測が多いのですが、私はこの変
革期を経て社会が元の健全な姿になると期待しています。それは
正月からの新聞などで、市場主義や競争社会の反省とともに、日本
の伝統である終身雇用や助け合い精神が見直されているからです。

競争にあけくれ、ぎすぎすとした社会になってしまったのは、米国流を
マネしたからです。その米国流が破綻した以上、模範とすべきは元の
日本しかないと思えるのです。

また外需依存の体質の失敗から、内需拡大にシフトを変えようとして
います。住宅控除の枠の拡大のように税制や金利の引き下げなど、
あらゆる手をうつことになると思われます。これは地方の活性化につ
ながり、中央に吸い取られる構図から地方が潤う構図への変化です。

今年は選挙の年でもあります。この不況を政策不況、人災不況とも
いわれています。国民を見ず企業だけを見る今の政治が変われば、
この国は大きく変わると思います。

これらの明るい見通しがある以上、暗くなることはないのだと自分に
言い聞かせ、今年もがんばっていこうと思います。
みなさま、よろしくお付き合いください。
by cosyoken | 2009-01-07 18:28 | つれづれに