建築家の日々のエッセー


by cosyoken
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鶴岡市 N邸 完成写真

家づくりというのは山登りと似ています。どの山に登るのかにワク
ワク。登る途中は苦労もあるけれど澄んだ空気や谷川のせせらぎ
の楽しさ。そして頂上に立った時の達成感と景色の素晴らしさ。
家づくりが違うのは、高みに立った景色が味わいを増していくこと。

N邸の完成までは紆余曲折の連続でした。別荘地として土地を
購入され、あるハウスメーカーと工事契約されたのですが思うよ
うなプランが出ず、悩んだあげくネットで私を見つけ相談されまし
た。私に依頼され実施設計そして見積もりに進んでも、折からの
鉄骨の暴騰に鉄骨造を断念し、木造に設計変更。

工事開始からは打ち合わせしたことが現実になっていく楽しさを
味わって頂けたようですが、工期が延びたり追加変更などなど。
そして完成、およそ5年の長い道程でした。その成果をご覧下さい。

鶴岡市 N邸 完成写真_c0097137_11492044.jpg
敷地は由良温泉の高台です。ここからの眺めは素晴らしく、一日海を眺めても飽きることがありません。別荘として計画されましたが、現在は自宅にされています。

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玄関に入って、すぐに海が見えたらいいな、という奥様のご希望でした。それがこれです。玄関から、洗面脱衣、浴室、外に水盤、その先に日本海。

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浴槽に浸ると水盤と日本海が連続します。由良といえば沈む夕日の美しさで有名です。
ちなみに洗面脱衣にある洗面器やタオル入れなどは扉の中です。
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鶴岡市 N邸 完成写真_c0097137_949930.jpg
鉄骨から木造に替わっても階段の鉄造は残りました。床の大理石は施主支給品。白の床にこげ茶の踏み板のコントラストが綺麗です。この階段を上がると広さ40帖のLDKです。

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ダイニングテーブルの奥にはパソコンコーナー。窓から見えるのは由良温泉のホテル八乙女です。

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収納庫の扉の中には冷蔵庫や食器棚が入っています。上にはエアコンが入っています。
カウンターつきのキッチンは造作、レンジフードはグリーンハイキです。


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1階には和室と寝室があります。これは和室への踏み込みです。3年前に初めてお会いして、お話を書き留めたスケッチブックには「高級旅館といった感じ」とあります。黒御影石の床に格子戸、網代の天井、浮かした飾り棚の上は格子の間接照明です。
どれも高そうですが、この御影石や廊下の大理石はネット販売のサンワカンパニーからNさんが購入され支給されました。普通のフローリングの価格です。

鶴岡市 N邸 完成写真_c0097137_1183145.jpg


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鶴岡市 N邸 完成写真_c0097137_111961.jpg
和室と寝室の境にはふすまがありますが、引き込みで壁の中に隠れます。
海を眺めての生活を存分に楽しんでおられます。
うらやましい!

by cosyoken | 2010-06-29 12:02 | 鶴岡市 N邸