建築家の日々のエッセー


by cosyoken
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3・11 大地震

想像を絶する大惨事に呆然とするばかりです。人工のなんと非力
なことか。日々の営みがこんなにも、もろいとは。

3月11日午後2時46分頃、私はO集合住宅の現場で門扉の取り
付け作業に立ち会っていました。突然、現場監督助手のT女史の
携帯から地震情報が流れ、その直後、地面が波打つように揺れ、
建物が、電柱が大きく揺れだし、それが長く続きました。

幸いにも建物に影響はなく、余震が続くなか作業が続けられまし
た。携帯が不通になり、監督さんや職人さんも家や家族が心配
だったでしょうに、黙々と自分の仕事に集中していました。

3・11 大地震_c0097137_10231837.jpg
これがその状況です。左いるT女史の前にあるのは高さを測る測定器ですが、レンズをのぞくも余震で上下に揺れて困っていました。                          

今朝、事務所にきてネットを開くと、海外のメディアが災害のなか
でも冷静さを失わない日本人に驚嘆し、ロシア通信では「日本に
は最も困難な試練に立ち向かうことを可能にする『人間の連帯』
が今も存在している」と称賛していました。

被災地は現在極限状況にあり、原発事故はあきらかな人災で
予断を許さない状況です。それでも日本人の連帯と、世界中の
国々から来てくれる支援活動に、ひとすじの光をみるのです。
by cosyoken | 2011-03-14 11:50 | 山形市 O集合住宅