上杉鷹山
2011年 07月 15日
照りつけ、道にはかげろうが揺れています。太陽が自分のエネル
ギーはこんなにも凄いだと言わんばかりです。分ったから勘弁して!

です。土日は仕事でした
ので、火曜日に休みを
とり妻と行ってきました。
米沢は私が高校時代を
過ごした街で、思い出
深いところです。
そして昨日、ふと手にした本が藤沢周平の小説集で、そのなかに
「幻にあらず」という上杉鷹山を主人公にした小説がありました。
ずいぶん前にも読んだのですが、あらためて読むと米沢藩中興
の祖であり、現代でも理想のリーダーに挙げられるのが分ります。
当時貧困の極みにあった米沢藩の藩主になるや、大検令という
倹約の指令をだし、自らの生活の費用もそれまでの年間千五百
両から七分の一の二百両に減額して、質素倹約に励みました。
自ら先頭に立ち改革を推し進め、藩を建て直した強いリーダー。
読み進むなか、なんともやりきれない気分になってきます。その
理由分りますよね。国難といわれるこの非常事態に、与野党を
含めてのていたらく。どこかに鷹山公のようなお方が・・・