インターネットラジオ
2011年 12月 20日

早朝の公園の舗装面です。
雪がブロックの隙間に、そし
てやがて埋め尽くしていき
ます。日当たりの関係だと
思いますが、幾何学的な
美しさでした。
毎朝事務所に来ると最初にするのは音楽をかけることです。以前は
ラジオやCDを聴いていたのですが、インターネットラジオがあること
を知り、探してみると結構あるのです。そしてたどり着いたのがこれ。
インターネット音楽ラジオ "Toshibo's Web Radio"
カントリー、ブルーグラス、フォークが主体で、その日の気分に合わ
せて聴いています。
聴いていて気が付いたのは、私が高校時代から聴いていた日本の
フォーク、それも高田渡を中心とした関西系フォークの曲の多くが
米国のカントリーやフォークが原曲だったことです。
あれもこれもと、私の好きな曲の原曲が流れてきます。一体これは?
原曲をアレンジして自分の詩や詩人の詩をつけて歌っていたのです。
(これは以前から知っていましたが、これほど多いとは驚きでした。)
季節 季節が素通りする 来るかと思ってみていると
来るかのように見せかけながら
ボクがいる 代わりにという様に 街角には誰もいない
これは沖縄出身の詩人、山之口獏の「石」という詩で高田渡が歌って
います。人生の深みやしみじみとした情感がある詩と、高田渡の声
それに米国の曲が、見事に合って私の大好きな歌です。
米国のカントリーと日本のフォークは、それぞれの持ち味があってどち
らもいいのです。でも日本のは哀愁がありすぎて朝からはちょっとね。
先日、このネットラジオのあまりの選曲の良さに感動して、製作者に
感謝のメールを送ってしまいました。その日に返事がきて74歳の男性
で、来年にはiphone の様な掲帯機器で聴けるようにしたい、とのこと。
なんてカッコイイ!私もこんな風に歳を重ねられたら、いいなぁ、と。
by cosyoken
| 2011-12-20 16:35
| つれづれに