ボルドーのこと
2014年 02月 28日
調べた方が早い場合があります。先日 「ボルドー 山形」で検索して
みると田口ランディさんのブログを見つけました。冒頭をご紹介します。
ちなみにBARボルドーは私が設計させていただいたお店です。
山形の夜、ボルドーというバーに行く。
カウンターだけの落ち着いたバーだった。この店には「角」がなかった。
すべての角は、野菜の面取りをしたように丸く削られている。天井も、
カウンターテーブルも。
大谷石を使った店内装飾も地味だが品のいい暖かさを感じた。そのカ
ウンターのなかに、70歳になろうというバーテンダーのママが一人いて、
カクテルが売りだという。
続きは本文をご覧ください。田口ランデイさんのボルドーの思い出

す。壁・天井はコテ塗り材、
カウンター裏は大谷石で、
天井の照明は強化プラス
チックで私が造りました。
詳しくは以前のブログを
ご覧ください。
BARボルドー
これにはママが店を辞め
て別の人に変わる、と書
きましたが、ママしかやれ
ないことから、続けてお店
にでています。
田口ランディさんはさすがに作家の力量で読ませますね。お店の雰
囲気やママの人柄がよくでています。しかも私自身気がつかなかった
音響の良さを指摘してくれたのです。
「レコード、いいですね、音の奥行きがすばらしいです」
私はちょっと感激して、これを読んだその夜、久しぶりにボルドーに
行きました。マティーニを飲みレコードを聴きながら、ランディさんから
もらった幸福に、酔いしれたのでした。