実施設計
2019年 03月 28日
なごりの雪といいますが、春はもう少し先のようです。
現在、先月模型をお見せした住宅の実施設計にかかっています。
実施設計図とは見積や工事をするために必要な詳細な図面です。
一つの建物のすべての情報を書き込むためにA2サイズで40枚
位になります。期間も2ヶ月ほどいただいています。
例えば、リビングの真ん中に立って四方を見渡した時に、見える
ものは全て書き込みます。窓の大きさも模型では外から見た時
のバランスを気にしますが、今度は室内から見た時のバランス
や光の入り方、風の流れなどを考えながら、検討していきます。
その実施設計図も私の想定したものであって、それを基にして
施主と完成するまで打ち合わせを重ねます。
以前「山形家づくりの本」の特集の時に、家づくりの流れを「大き
なデザインを楽しむ」「小さなデザインを楽しむ」と分けて解説し
ました。よろしければクリックで大きくしてご覧ください。
