若葉から青葉へ、日に日に緑を濃くしていきます。陽射しも
初夏のような日が続きます。
A・S邸の茶庭が完成したと、
武田園芸さんから連絡が入り、
自信作と自慢するので、拝見してきました。
確かに密度の高い、凝縮した露地空間が完成していました。
武田さん撮影の写真です。ご覧ください。


施主のご夫妻も予想以上の出来と、喜んでおられました。
ただ残念なのは、コロナ禍のために完成祝いのお茶会が
出来ないでいることです。
私の好きなお酒も出る夜咄茶事は、懐石料理をいただき
ながら「千鳥の杯」といって亭主と客が一つの杯でお酒
を回し飲みをします。その後に数人分の濃茶を回し飲み
します。小間といって小さな茶室の中で行われます。
一期一会の濃密なもてなしですが、これって3密の極致
ですね。茶道の伝統文化がすたれないことを祈ります。
私はただお酒が飲めるだけで、いいんですけどね。