三内丸山遺跡
2021年 07月 28日
連日オリンピックの映像が流れ、メダルに輝いた選手の笑顔が
まぶしいのですが、コロナ感染が拡大し、医療現場や飲食店が
疲弊している状況では、素直に喜びを分かち合えません。
そんな中、今日の紙面の片隅に、北海道・北東北の縄文遺跡群
が世界文化遺産に登録された、と載っていました。
その17の遺跡のうち三内丸山遺跡を随分前に見たのですが、
その時の驚きや感動は今も忘れることができません。
この掘立柱建物から、建築の根源的な力強さが強烈に伝わって
きます。他にも竪穴住居の集落があって、風土に根ざした建築
とはどういものかを考えることができました。
建築的な印象と共に、この地で一万年もの間、縄文人が平和に
暮らしていたことに感銘を受けます。現代社会が行き詰まって
いる今、縄文思想が未来を救うかもしれません。
by cosyoken
| 2021-07-28 15:00
| 建築