建築家の日々のエッセー


by cosyoken
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子供部屋

からっとした青空が広がっています。木々の葉もようやく色づいて
きました。一昨日に電車で米沢まで行ったのですが、沿線の小学校
で運動会が行われていました。スポーツと行楽の秋ですね。

さて今回は子供部屋について。私の事務所に住宅設計を依頼される
ご家族の子供さんは、乳児から小学校低学年がほとんどです。

私は子供が小さくまた複数人いる場合は、4.5畳×人数分の広さの
ワンルームをご提案しています。できればリビング近くでオープン
な感じの方が、親の目が届きコミュニケーションが良好になります。

もう少し大きくなると家具などで仕切り、半個室のように造ります。
そして思春期になるころに半個室から個室に移行します。仕切りの
家具にパネルを取り付けるだけなので、簡単にできます。

子供の成長に合わせて、子供部屋を考えていくことが重要で、最初
から個室を与えてしまうのは問題だと考えています。
オープンから半個室そして個室へと移行することで、子供が成人に
なり巣立った後は、元に戻していけば家の有効利用につながります。

庄内町T邸の半個室の子供部屋とスタディコーナーをご紹介します。

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by cosyoken | 2024-09-30 14:33 | 建築