建築家の日々のエッセー


by cosyoken
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施主施工

桜の蕾が赤く染まりました。咲く直前は木々の枝がピンクに見えます。
いよいよかな、という序曲のようでいいものですね。

前々回で施主支給について書きましたので、今回はさらに上の施主
施工について。ちなみに5月1日発売の不動産情報誌「住まい情報」
の私のコラム「家をつくるには」に、施主支給について少し詳しく書い
ています。興味ある方はコンビニで立ち読みでも。もっと早く読みたい
方はご連絡を。

施主施工は施主が自ら施工をすることです。今風でいえばDIYつまり
一歩進んだ日曜大工です。建築家の藤森照信ひきいる「縄文建築団」
は有名ですね。元首相の細川護熙の工房や茶室では施主である彼も
参加し、現場で土壁などの仕上げ工事をしています。

施主の方はたいてい建築の素人ですから、できる範囲でのことです。
例えば塗装、左官、家具、板貼りなどですね。仕上げの出来にこだ
わらなければ、それなりにできるものです。

施主施工_c0097137_15574987.jpgこれは3年前に完成したあじさいタウンのお宅の現場風景です。施主ご夫婦と私とスタッフの4人が外壁に左官仕上げを塗っているところです。最初こわごわと徐々に慣れて、最後の方はかなりプロっぽくなりました。詳しくはHPコラムの2005・6・26に書いていますし、Booksの「家づくりの本」にもでています。よろしければご覧ください。

施主施工のメリットは楽しいこと、思い出になること、これは家に愛着
心が芽生えます。それにかなり安くできることです。なにせ材料費しか
かかりませんから。もっとも私が参加する場合は、宴会付きが条件に
なりますが。

デメリットは手間がかかること、仕上げに味わいがあること、かな。私や
その道のプロが補助をしますので、それほど無謀なことではないのです。
いかがですか、こんな家づくりも楽しいものですよ。
by cosyoken | 2008-04-10 16:22 | 建築