国立新美術館
2008年 05月 08日
母の法事と父の介護です。日中は東京の街をぶらぶらと。
いくつかの展示会を見てきたのですが、そのなかでも国立新美術館の
「アーティスト・ファイル2008-現代の作家たち」が良かった。
現在の美術動向を独自の視点で切り取る、というもので、8名の作家
の作品が展示されていました。ジャンルはそれぞれ違うのですが、
共通して静かな詩情性を感じました。

これは美術館の内部です。すごいですね、まるで宇宙船のようです。
設計は故・黒川紀章。波打つ曲面のガラス、逆三角錐の上にレスト
ラン。この構成は見ごたえがありますしパワーを感じます。若手作家
と比べ、なんて動的なのだろう。そしてあのパワフルなエネルギー。
人間として建築家として、生き切った彼に敬意を表します、合掌。