風景
2008年 05月 22日
になり、むせるような生命の息吹を感じます。

このコラムに吉野弘の詩「夕焼け」を載せてしまいました。
著作権の問題もあるのでしょうが、山形出身でもある彼の
この詩がとても好きなので、知ってもらいと思うばかりに。
この詩にはいくつかの思い出があり、最初に目にしたのは
高田渡の歌集でした。それから吉野弘の詩集を手にし、
数年前には朗読の会で、この詩を朗読するパートナーの
後でギターを弾いていました。
他人のつらさを自分のつらさのように感じる、一人の娘を
描いたこの詩に、詩人の温かな目を感じます。
それにしてもね、政治家や官僚に少しでもこうした感性が
あればなぁ、と深く深く思うのです。