八月
2008年 08月 18日
なく、仕事をしながらスポーツ観戦の日々でした。
オリンピックや高校野球を見ていたのですが、とくにオリンピックは
人生のドラマに感動します。四年もの間、試合の一瞬にかけて努力
してきたのですからね。勝ち負けという結果よりも、その年月を家族
やコーチや応援する人にささえられて、練習を積み重ねてきたこと
を聞くと、なんて凄いんだろうと思います。
それに時の運というものも感じます。女子マラソンを辞退した野口
の場合もそうです。ぎりぎりのところでケガしてしまう。そこまでしな
ければ勝てないからと無理をして、ほんの数週間もっていれば出場
できたのに、残酷な結果でしたね。
選手たちの生命の燃焼をみる一方で、15日の終戦記念日をむか
えました。本人の意志とは無関係に、赤紙によって戦地に追いや
られ死んでいった多くの人達。それに一瞬のうちに命を奪われた
広島・長崎の市民。
今年の八月は命それに人生について考えさせられました。勝敗に
かかわらず笑顔でいられるのは、自分の人生を精一杯生きてきた
からだと思います。戦争で亡くなった人達は、精一杯生きることが
できなかった。平和の大切さを痛感します。