建築家の日々のエッセー


by cosyoken
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2008年 10月 06日 ( 1 )

朝から雨が降っています。秋の雨と書いて、あきさめ。美しい響き
ですが、これから一雨ごとに寒くなると思うと、ちょっとせつない。

先週の土曜日はO邸の現場打ち合わせがありました。大工さん
工事もそろそろ終わりになるところです。最後に取り掛かったのが
この階段です。

山形市 O邸 現場打ち合わせ_c0097137_9354698.jpg

設計段階でも美しく納めるのはむずかしいだろうと感じていたの
ですが、現実に造る際にも大工さんはかなり悩んだようです。

普通はササラという両側の板で構成するのですが、O邸では
シンプルに見せるため、力骨という梁に踏み板をのせています。

現場で大工さんたちと図面で検討し、実物大のモデルを造り
載ってみてしなりはしないかと確認して、製作にかかりました。

かなりの出来栄えに私や大工さんたちも、ほっと胸をなでおろ
しているところです。実用と美のかねあいに苦労した訳です。

追伸  

本日(7日)Oさんより嬉しい感想が届きましたのでご紹介します。

日曜日に、階段を拝見させていただきました。シンプルですが
吹き抜けの空間に溶け込んでおり階段を上るときには、吹き
抜けを舞い上がるような印象があります。また、陽に当たり
できる影が時間の経過にあわせ変化していく様子もいいですね。
横山先生と現場のみなさんのお力で出来上がった『光と風の
舞う階段』、素敵カッコイイです。ありがとうございました。

by cosyoken | 2008-10-06 10:12 | 山形市 O邸