私のスケッチブック:つれづれに
2024-01-22T08:54:52+09:00
cosyoken
建築家の日々のエッセー
Excite Blog
インスタグラムを始めました
http://cosyoken.exblog.jp/33213945/
2024-01-16T10:30:00+09:00
2024-01-22T08:54:52+09:00
2024-01-08T08:41:53+09:00
cosyoken
つれづれに
説明文を書く作業がありました。
そうした作業をしてあらためて思うのは、多種多様なデザイン
をしてきたことです。モダンから山小屋風、クールでスタイリ
ッシュから素朴で優しい雰囲気まで。これは依頼される方のご
要望に応え、さらにそれを超えたいという思いの結果です。
どのデザインの方向性であっても、実現したものが一定のレベル
を超えていれば、いいと思うのです。そしてそれが年月を経ても
色あせないデザインであれば、いいと思うのです。
話は違いますが、一昨日に市民会館小ホールで開催されたロック
コンサートに行ってきました。お目当ては造園でお世話になって
いる「武田園芸」の社長がリーダーのバンド 「SURRENDER」
です。最高だったのは井上陽水の曲「傘がない」でした。この曲
のもつ完成度には驚きです。52年も前の曲なのに、まったく古
さを感じることがなく、まさしく時代を超えているのです。
(社長のボーカルとギターも最高!)
私にはそれほどの才能はありませんが、私が設計をさせていただ
いた建物が、年月を経ても輝いていてほしいと願うのです。
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仕事始め
http://cosyoken.exblog.jp/33209478/
2024-01-06T13:00:00+09:00
2024-01-06T19:28:23+09:00
2024-01-03T11:19:31+09:00
cosyoken
つれづれに
正月休みの間に映画「PERFECT DAYS」を見てきました。この
映画は著名建築家の設計による公共トイレが背景で、そのトイレ
を清掃する平山(役所広司)が主人公です。
建築家の思いが詰まった建物も、いつも磨いてくれる人々がいて
こそ清潔でいられます。
その平山のなにげない日常が淡々と描かれています。朝起きると
小さな鉢植えに水をやり、仕事の休憩には木漏れ日を写真に撮り、
仕事帰りに居酒屋で一人静かに酒を呑み、簡素な部屋で本を読み
眠る毎日。穏やかな日々のなかにある、人生の豊かさでしょうか。
ラストシーンは、平山が運転しながら微笑みそして涙するのです。
この涙は、彼自身と彼の周りにいる平凡な日常を送る人たちへの
愛しさではないかと思うのです。感銘を受けたシーンでした。
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仕事納め
http://cosyoken.exblog.jp/33205211/
2023-12-30T09:11:00+09:00
2024-01-08T11:26:33+09:00
2023-12-29T09:49:13+09:00
cosyoken
つれづれに
性能評価とも重なって、書類作成、図面審査、現場検査が続きました。
(やまがた省エネ健康住宅の設計の登録事業者として登録されました)
もうひとつが初めての空調技術です。小屋裏のエアコンからダクトで
各室へ冷気を送り、暖まった空気を小屋裏に戻す循環システムです。
それらのご褒美のように、INさんからうれしいお便りが届きました。
HPの「お客様の声」に掲載させていただきました。
個人的には平凡な年でしたが、ウクライナやガザの悲惨な破壊の状況
を見るたび、戦争を憎むと同時に平凡な日々が愛おしく思われます。
ただ今の日本が「新しい戦前」の気配なのが心配です。
今年も多くの人にお世話になりました。ありがとうございました。
またこのブログをご覧いただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
それでは、よいお年をお迎えください。
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遠藤彰子展
http://cosyoken.exblog.jp/33081547/
2023-08-27T15:15:00+09:00
2023-08-27T15:16:21+09:00
2023-08-27T15:16:21+09:00
cosyoken
つれづれに
小さな青い花が可憐です。ツユクサは俳句では秋の季語なんですね。
今日は山形美術館で「遠藤彰子展」を観てきました。副題は「巨大画で
挑む生命の叙事詩」とあります。500号(3333×2485)の大きさの
絵に全体として普遍的なテーマがあり、小さく書かれている動植物には
日常が描かれています。
「みつめる空」という作品は階段が上に伸びていき、また下に伸びていき、
それぞれに空があるという不思議な絵で、建築的な表現での空間のねじれ
に惹かれました。それがこの絵です。(この展示会は撮影OKでした)
絵画の力を感じさせてくれた、久々の絵画展でした。
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THE TOKYO TOILET
http://cosyoken.exblog.jp/32987445/
2023-05-31T08:50:00+09:00
2023-05-31T08:51:20+09:00
2023-05-30T12:57:58+09:00
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つれづれに
役所さんがトイレの清掃員の役を演じた映画「パーフェクトデイズ」の予告
を見ると、いくつもの質の高い公共トイレが出てきます。以前から建築雑誌
にこれらは掲載されていましたが、この公共トイレ改修プロジェクトに関連
して映画がつくられたことを知って驚きました。
渋谷区で「トイレは日本が誇るおもてなしの象徴」というコンセプトで17
の公共トイレの建て替えという企画が、渋谷区と日本財団で生まれました。
その意図のもと、著名な建築家とデザイナーに依頼し、今年3月に完成して
います。建築家は安藤忠雄、隈研吾、といった日本を代表する方々です。
工事が進む中、「公共トイレを長くきれいに保つには文化的、芸術的価値を
与えて社会の意識を変える必要がある」と、ドイツのビム・ベンダース監督
に「改修したトイレを見て、インスピレーションを受けたら写真でも短編で
も作ってくれないか」ともちかけ、来日して現地を見た監督は長編映画を撮
りたいと言って、この映画が誕生したという。
公共トイレという極小な建物に、建築家たちが総力を注ぎこみ、それに刺激
をうけた映画監督や俳優たちが、また優れた作品をつくり世界で表彰された。
企画を立ち上げた思いが、建築そして映画へとつながり評価された。凄い!
これは代官山の街並みを造った槇文彦さんが設計した公共トイレです。
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AI社会
http://cosyoken.exblog.jp/32935421/
2023-03-31T14:15:00+09:00
2023-03-31T14:15:58+09:00
2023-03-31T13:34:09+09:00
cosyoken
つれづれに
に咲く東北の躍動感は感動的です。
AIの記事がここ数日、話題になっています。昨日は自民党が国会答弁の下書き
をAIで作成するよう行政に提言しました。その前日には立憲民主党が対話型AI
でつくった質問を総理大臣に問いかけました。
そして今日の記事は、米起業家イーロン・マスクを含むIT業界のリーダーたち
が、AI開発競争の現状は制御不能なので、少なくとも半年は停止すべきだとい
う書簡に署名したと報じています。社会や人類への深刻なリスク、が理由です。
日本の政治家の能天気な発言と、IT業界のリーダーたちがAIの危険性を危惧する発言。戦争中の国に必勝しゃもじを送る軽さは、何とも情けなく恥ずかしい。
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Zライト
http://cosyoken.exblog.jp/32907665/
2023-02-27T15:07:00+09:00
2023-02-27T15:08:26+09:00
2023-02-27T11:07:47+09:00
cosyoken
つれづれに
飲むことです。ビールはセルフですが生で200円とリーズナブル。休日
のイケヤでの昼のみは最高の楽しみです。
照明器具は作業用のアームスタンドです。私が現在で使っているのが山田
照明のZライトの初期のもので、最初の発売は1954年ですから69年
の年月を経ても古びた感じではありません。
そして今回イケヤで購入したのもほぼ同じデザインのものでした。
究極のデザインとはこういうものかもしれません。機能を追求していくと
よけいなデザインが消えてシンプルなり、時代を超えて愛されていく。
私もそのようなものを造りたいですね。
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ロックコンサート
http://cosyoken.exblog.jp/32879238/
2023-01-26T11:22:00+09:00
2023-01-26T11:22:52+09:00
2023-01-26T11:22:52+09:00
cosyoken
つれづれに
なのになぜ?と思うのですが、調べてみると気温が上がって大気中の水蒸気
量が増えることで大雪になるのだそうです。豪雨による被害が世界中で増え
ているのも同じ理由のようです。「世界環境NGOグリーンピース」より。
今週の日曜日に、市民会館小ホールで開催されたロックコンサートに行って
きました。お目当ては、造園でお世話になっている武田園芸社長の武田さん
がボーカルとギター担当のバンド「SURRENDER」です。以前は親父バンド
と言っていましたが孫がいてもおかしくないメンバーなので、ジジイバンド
なのでしょうか。それでもカッコいい熱いステージを見せてくれました。
昨年の暮れに新聞で、建築家の安藤忠男さん(81)が自分の信念として
「青リンゴのまま走れ」と語っているのを読みました。「熟れたら、おし
まい。青春のまま走る。覚悟と希望を持って」と話します。なんてカッコ
いいんだろう!
いくつになっても青春ど真ん中、そんな風に生きたいものです。
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仕事始め
http://cosyoken.exblog.jp/32861536/
2023-01-06T10:50:00+09:00
2023-01-06T10:51:31+09:00
2023-01-06T10:51:31+09:00
cosyoken
つれづれに
今日の早朝5時26分頃に、地上約400㎞上空に建設された
国際宇宙ステーション(その一部に「きぼう」という日本実検
棟があります)が山形でも見えるというのを#きぼうを見よう
というサイトで知っていたのですが、あいにく見過ごしました。
国際宇宙ステーションは、ロシアも含めた世界15ケ国が参加
する国際協力プロジェクトで平和のシンボルと言われています。
今年こそ世界に平和を、そして花見も芋煮もできますように、
と願いながら「きぼう」を見たいと思うのです。
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仕事納め
http://cosyoken.exblog.jp/32854225/
2022-12-30T08:40:00+09:00
2022-12-30T08:41:28+09:00
2022-12-29T11:23:22+09:00
cosyoken
つれづれに
明後日には新年を迎えます。新年という言葉はとてもいい響き
ですね。年というのは地球が太陽の周りを365日で一巡する
という周期のことです。新年で新しく生まれ変われる。
コロナも戦争もリセットボタンで消えてなくなってしまえ!!
と本当に強く願っているのです。
「やまがた家づくりの本2023」が発売され、私の事務所が掲載されていますのでご紹介します。クリックで拡大します。
今年も多くの人にお世話になりました。ありがとうございました。
またこのブログをご覧いただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
それでは、よいお年をお迎えください。
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自給自足
http://cosyoken.exblog.jp/32673841/
2022-07-31T11:15:00+09:00
2022-07-31T11:16:06+09:00
2022-07-31T06:31:08+09:00
cosyoken
つれづれに
そこは、ずっと前に植えたミント、アイビー、オリーブ、イチゴが何の手入れも
なしに自生状態だったのですが、その隙間にカゴメ(株)で出している「たくさん
取れて手間のいらないミニトマト」を一株植えたのです。それがこの暑さで急成
長して、毎日8粒ほどですが収穫ができるようになりました。
ところがこの写真を撮った次の日、ちょっと目を離している隙に、なんとカラス
が4羽やってきて赤い実を食べているのです。あわててカラスを追い払い、柵を
つくりネットで囲ったりと、大変でした。
実はこれ以外にも、プランターにキュウリとナスを植えました。こちらは脇芽つ
み、追肥、摘心と手間をかけたのですが、水をやりすぎたのか、病気にかかった
りと、それぞれ10本くらい採れただけで終わりそうです。
グローバル経済が進むにつれ国の自給率が下がり、戦争が始まると輸入が途絶え
たり、食料品や石油・電気の値段がどんどん上がりました。せめて個人でもと、
自給自足をめざしてみたのですが、なかなか難しいですね。
現在、インターネットで「プランターでできる秋野菜」を見ながら勉強中です。
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演劇鑑賞
http://cosyoken.exblog.jp/32642779/
2022-06-28T09:15:00+09:00
2022-06-28T14:00:17+09:00
2022-06-27T16:42:28+09:00
cosyoken
つれづれに
二つの物語が同時進行するという構成で、廃墟のビルに自殺をしようとして
いる男と、そこの住人との物語。老人ホームの老婆が仲間達と不思議な世界
を旅する物語。
リアルとファンタジーなのだが、とにかく面白い。老婆が車椅子で登場し
「年のせい」で歩けないと語ると、それは「都市の精」の呪いだ、になり
「田舎の精」に呪いを解いてもらおう、になってしまうダジャレ満載。
最後は自殺しようとした男が、死ぬのをやめた!というハッピーエンド。
スマホで映画を見れる時代だし、コロナ禍でライブが御法度という期間が
長かったけど、やっぱり生の芝居はいいですね。役者さんの息遣いで何か
が伝わります。多くのスタッフが一生懸命つくっているのが分かるから、
その世界に浸れます。
帰りに、これも久しぶりに駅前の居酒屋でビールを少し。ほんの数年でこ
んなにも変わってしまった世界が、一刻も早く元に戻ることを願います。
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光象
http://cosyoken.exblog.jp/32537717/
2022-03-29T12:55:00+09:00
2022-03-29T12:54:41+09:00
2022-03-29T10:45:07+09:00
cosyoken
つれづれに
離れていく。こんなことがあっていいのだろうか。
宮沢賢治の「農民芸術概論」の序論にある、この一節を思い出します。
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」
私は設計事務所とは別に、光象研究室という名称で、照明器具や野外
彫刻などを造っています。光象とは気象学で虹や蜃気楼のことをいう
言葉ですが、賢治は概論のなかで農民芸術の分野として「光象手描を
成ずれば絵画を作り 塑材によれば彫刻となる」と書いています。
ここから引用させてもらい、光象研究室という大仰な名にしたのです。
ここで私が陶芸で造った照明器具をご紹介します。ある喫茶店のカウ
ンターの上に置いた、照明を内蔵した花器です。
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雪どけ
http://cosyoken.exblog.jp/32505142/
2022-02-26T13:50:00+09:00
2022-02-26T13:53:08+09:00
2022-02-26T11:32:20+09:00
cosyoken
つれづれに
運転で1時間も遅れて米沢に到着です。新幹線は午後から運休でした。
あれほどの大雪も、昨日からの高気圧で一気に雪がとけていきます。
これは公園の桜です。枝のつぼみはまだ固そうですが、雪どけの水滴
が朝日に照らされ、きらきらと輝いていました。
雪どけ、といえば事典では国際間の冷戦からの緊張緩和の雰囲気を
さします。雪どけとはまるで正反対のことが、ウクライナで起きて
います。侵攻ではなく戦争です。
ロシアは核の大国、といって脅しています。とても信じられない。
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仕事始め
http://cosyoken.exblog.jp/32432630/
2022-01-06T10:15:00+09:00
2022-01-08T10:18:52+09:00
2022-01-06T10:06:28+09:00
cosyoken
つれづれに
年明け早々、新種株のコロナがじわじわと近づいてきて
一気に包み込まれるような気配です。こうなるとコロナ
に打ち勝つというより、ウイズコロナなのでしょうね。
テレワークが一般的になり、それに伴い地方移住が増え
たり、住宅に求められる機能も変化していくでしょう。
家は家族の生活の場であり、仕事場であり、外出自粛の
時には、遊びの場や癒しの場にもなるような多機能性が
求められていくでしょう。そしてもっと大切なのは、そ
の家が自分たちらしいかどうか、だと考えています。
私は家の設計を、単にLDK+ベットというようには考
えてきませんでした。じっくり話を聞くことで見えてく
るものを、形にしようと心掛けてきました。
ウイズコロナでは設計の重要性が高まるでしょう。期待
にそえるよう頑張ろうと、年の初めに思うのです。
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